きっぷのルール

新千歳空港空港から小樽まで、JRで安く行く方法を考える!

※「え?札幌駅でいったん降りたほうがきっぷ代が安くなる?」
小樽へ少しでも安く移動するための、さまざまなテクニックがここにある!

 

こんにちは。
鉄道で日本を旅するのが大好き。
小樽のシャコ祭りで、一年分のシャコを食らいまくったことがある「てりん」と申します。

 

この記事では
道外からの観光客の玄関口である新千歳空港から、小樽までJRで安く行く方法を書いています。

新千歳空港〜札幌編もあるのでそっちも見てみてね。

空港~小樽間を安く移動する方法アレコレ

答えは「南小樽駅」にあり!

では、本題へ。
新千歳空港から小樽までは、通常1780円かかります。

IMG_3312

では、まずは手っ取り早く安くする方法を。
それは

 

「ひとつ手前の南小樽で乗り降りする」こと。

 

新千歳空港から、南小樽駅(快速も停まります)のきっぷ代は1590円

IMG_3313

たったの一駅で、190円違うのです。

JRのきっぷ代の決まり方というのは

71キロから80キロまでは1580円
81キロから90キロまでは1780円

という風に、距離により段階的に上がっていくシステムになっています。

空港から小樽までは80.4キロ
(運賃計算上は小数点を繰り上げて81キロとして計算)
空港から南小樽なら、78.8キロとなり、ちょうど段階の切り替わる境目にある駅なのですね。

 

「じゃあ、小樽駅まで歩けっていうのか?」

 

結果的にはそう言うことになるわけですが。

ここで、小樽ならではのポイント。
それは

“小樽の観光地のメインは、小樽〜南小樽駅間に沿っている”

ということ。

つまり
南小樽から小樽まで歩くというのが、そのまま観光になるわけです。

 

IMG_3314※小樽の観光マップ。赤い点線のところがメジャーな観光ルート。北一硝子・ルタオ・六花亭などが沿道にある。右端のメルヘン交差点から歩いて東に400メートルくらいで南小樽駅

 

小樽を堪能するとしたら
このメインルートを最低1回は通ることになるので、空港から(まで)のJRの乗り降りはここ、南小樽駅ですると良いでしょう。

ちなみに札幌駅までの値段は、小樽も南小樽も変わりません。
駅近くの金券ショップで調達するもよいでしょう。

一旦札幌で降りるだけで70円安くなる??

「そうはいっても、ホテルに荷物預けるとか、いろんな理由で小樽駅まで安く行きたいんですけど!」
そんなアナタには、こんな方法も。

 

新千歳空港から快速に乗る時に
「小樽まで向かう電車」
「札幌で止まってしまう電車」
の2種類があることに気づきます。

 

※新千歳空港~札幌~小樽を結ぶ「快速エアポート」

 

小樽まで乗り換え無しで行きたいのに、そういうときに限って次の電車が札幌止まりだったりするんですよねぇ・・・。

 

「じゃあいっそのこと、いったん札幌止まりの電車に乗って札幌で降りれば70円きっぷ代が安くなるよ!」
というのがこの方法。

 

なんのことやらさっぱり・・・という方がほとんどと思うので、乗り換え案内できっぷ代を検索してみましょう。

 

空港~札幌間の運賃は1070円

 

いったん札幌駅を降りて、きっぷを買いなおします。
札幌~小樽間の運賃は640円

合計1710円になります。

 

「あれ?空港~小樽は1780円じゃなかったの?」

 

そう!

乗り換え無しで空港~小樽の通しのきっぷを買って移動するよりも、いったん札幌で降りてきっぷを買いなおすほうが安くなるという、不思議なお話でした。

あらかじめ
・新千歳空港~札幌
・札幌~小樽
の2枚のきっぷを持ったまま小樽行きの電車に乗れば、わざわざ札幌で降りなくても1710円で移動可能です。

「きっぷの分割」で少しでも安く!

「乗り換え無しで、スムーズに小樽まで行きたいんですけど・・・」

 

そんなあなたには、
「乗車券の分割」をオススメします。

これは「1枚の通しのきっぷではなく、いくつかの区間に分けてきっぷを買うことで、トータルのきっぷ代が安くなる」というものです。

 

こう言ってもふわっとしているので
具体例で確認してみましょう。

新千歳空港〜小樽間を分割すると

・新千歳空港〜サッポロビール庭園 400円
・サッポロビール庭園〜新札幌 450円
・新札幌〜琴似 260円
・琴似〜小樽 540円

合計 1650円



以上の4枚の乗車券に分けて買うと、定価の1780円より130円安く買えます。

この場合、あらかじめ4枚の乗車券を持って入れば、空港から小樽まで快速に乗りっぱなしでも問題ありません。

 

なんでこんな方法で安くなるのか?
詳しい仕組みなどは以下の記事を参照ください(別タブで開きます)

https://terinn.net/lowcarbtripper/2017/03/15/bunnkatu/

 

実は、さきほどの「札幌駅でいったん降りると70円安くなる」も乗車券の分割法によって生じた効果なのですよ。

 

複数のきっぷの使い方は簡単。
空港を出発するときに、スタート地点の乗車券である「新千歳空港〜サッポロビール庭園」のきっぷを自動改札に通します。

そして、小樽駅で降りるときには駅員さんにこの4枚の乗車券全部を見せたら、問題なく通れます。
(枚数が多いので、自動改札は通れません)

 

厄介なのがこの乗車券の入手方法ですが、基本的にはJTBなどの旅行会社のJRのきっぷを取り扱っている窓口で、飛行機に乗る前に手配をしておきましょう。
JRでは取り扱えない場合があります。

ただ、JR東日本エリアに住んでいる方は
主要な駅にあるラベンダー色の「指定席券売機」でこれらの乗車券を買うことができて便利ですよ。

東日本 自販機 ※ラベンダー色の指定席券売機。
特急や新幹線のきっぷを買うのが主な目的の自販機だが、全国の駅発着の乗車券が買える。
西日本や東海にも似たような自販機があるが、その駅発の乗車券しか買えないので、事前に空港~小樽の分割乗車券を買うことはできない。

「途中で札幌の中心地に寄りたい!」時の裏技的買い方

観光スケジュール的には、小樽だけではなく札幌にも立ち寄ることが多いことでしょう。

そこで、途中で札幌に立ち寄る場合の
ちょっと裏技的な?きっぷの買い方をご紹介します。

 

札幌に立ち寄る場合、さきほどの70円安くなる方法で見たように

小樽・南小樽~札幌間の運賃は640円
札幌~空港間の運賃は1070円

合計1710円が必要になります。

これに加えて、すすきのなどの中心地に向かう場合は、別途地下鉄などの運賃が必要になります。

フリーパス(土日祝日なら1日520円)を使うという人も多いんじゃないでしょうか。

ドニチカ 札幌 フリーパス※札幌の地下鉄のフリーパスの1つ「ドニチカキップ」
520円で乗り放題はかなりオトク!

 

今回ご紹介方法は
「どうせ札幌の中心地へ行くのにフリーパスなどで地下鉄を使うなら、地下鉄を乗る区間を長くしてJRを利用する区間を短くしてきっぷ代を安くしよう!」というものです。

 

具体的には
空港から、札幌より手前の「新さっぽろ」駅で下車。
ここで地下鉄東西線に乗車。

フリーパスなどで観光後、「宮の沢」駅で下車したのち、そこから徒歩でJR発寒(はっさむ)駅まで行き、小樽行きの電車に乗り換えるという方法です。(帰りに札幌に寄る場合は逆ルート)

 

※地下鉄の路線図。オレンジが東西線で、赤で囲んだところが「新さっぽろ」「宮の沢」。3つの路線が交わるのが大通駅。テレビ塔・時計台などの最寄り駅

 

空港~新札幌間の運賃は880円。
発寒~小樽・南小樽間の運賃は540円。

つまり、JRで払う金額は1420円となるわけです。

 

上記の値段に地下鉄などの運賃が必要ですが、それはJRで札幌駅発着の場合でも同じことですし、フリーパスならどこで乗り降りしても運賃は同じですね!

 

発寒駅から宮の沢駅までは徒歩で1.3キロほどあります。
しんどいように思うかもしれませんが
「北海道の郊外を散歩できる」
「食べ過ぎたカロリーを少しでも消費する」
こう割り切れば、冬でも案外楽しいのでは?

宮の沢駅近くには「白い恋人パーク」というアミューズメント施設もあるのでそこに立ち寄るスケジュールにするとなお良いかもしれません。

6人以上の大人数なら回数券を!でも・・・

これは、空港~札幌の記事でも書きましたが
いっそJRの普通の回数券を買ってしまおう!という方法です。
もちろん、新千歳空港駅の窓口などで買うことも可能です。

 

JRの普通の回数券は11枚つづりのものが10枚分の値段で売られています。
空港~小樽間の場合、11枚つづりが17800円で売られています。
11枚は数が中途半端なので、もう1枚は追加で普通のきっぷを買いましょう。

すると、12枚を19580円で購入することができ
1枚あたりの値段は1631円になります。
12枚ということは、行きと帰りで6人が使用できる数になりますね。

1枚あたり150円くらいお得になります。
が、この回数券を買ってしまうと、空港~小樽の往復にしか使うことができません。
「行きまたは帰りの途中に札幌などに寄る」
といった予定があると、買うだけ損になってしまうので十分注意しましょう。

 

多くの場合札幌にも立ち寄ると思うので、先に「空港~札幌」の回数券を買い、札幌駅で「札幌~小樽」の回数券を買って移動すれば、さきほどの70円安くなる効果も相まってさらに安く移動できますよ!

 

 

チリも積もればヤマトナデシコと言うように、
わずかずつでも、不要な交通費をひとつひとつ節約することで、お昼のランチ代くらいにはなるものです。

ここでご紹介した交通費の節約法は、
日本全国、いろんなJRの区間でも応用できますので、是非一度お試しあれ!

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