きっぷのルール

休日の買い物にも?駅レンタカーきっぷレール&レンタカーの裏技使い方

こんにちは。
鉄道で旅するのが大好き。

でも、ときどきはドライブもしたい
「てりん」と申します。

 

 

駅レンタカーを借りると、JRのきっぷ代が安くなり、お得に旅行が出来る
「レールアンドレンタカーきっぷ」(以下R&Rと表記)

 

これまで、基礎編として3つの記事を書いてきました。

https://terinn.net/lowcarbtripper/2018/01/17/jr-rail-and-rent-a-car/

https://terinn.net/lowcarbtripper/2018/01/18/jr-rail-and-rentacar-yuukoukikann/

https://terinn.net/lowcarbtripper/2018/01/20/jr-rail-and-rentacar-norisute-oneway/

 

なにはともあれ、やっと応用編です。

ここでは、R&Rの裏技的なテクニックを2つほどご紹介します。

「なるほど!こんな使い方もできるんだね!さすがだね!」
と、おもわずあなたが唸るような技ですよ!たぶん!

では、さっそく本編にいきましょう。

「レールアンドレンタカーきっぷ」2つの裏技!

レンタカーを使う予定が無くても、借りればきっぷ代が安くなる!

JRで旅行する人数が多ければ多いほど、あるいは少人数でも旅行する距離が長ければ長いほど、R&Rの割引効果は大きくなります。

その割引効果により、きっぷ代の割引額がレンタカー代よりも多くなり、「レンタカーを借りるつもりがなくても、R&Rの割引を利用した方が安く済む」ということが起こるわけです。

新幹線

たとえば、大阪〜東京間を
大人2人で、「ひかり」の自由席で往復する場合を考えてみましょう。

 

まずは、定価の場合の大人2人のきっぷ代を見てみます。

・乗車券 大阪市内〜東京都区内
片道 1人8750円

・特急券 新大阪〜東京
片道 1人4870円

往復で27240円
大人2人なら、合計54480円になります。

これが、R&Rの割引を適用すると

・乗車券
8750×0.8=7000円

特急券
4870×0.9=4383
1の位は切り捨てて、4380円

往復では22760円となり
大人2人なら、合計は45520円となります。

2人分のきっぷ代の総額は、R&Rの割引を効かせると8960円安くなるのです。

基本編で解説した通り
「乗車券・特急券ともにR&R割引が効いたきっぷを持っている」場合、「のぞみ」には乗れません。(自由席でも)

「のぞみ」の自由席に乗りたい場合は、乗車券のみR&Rの割引が効いたものを買い、特急券は定価で買う必要があります。

それでも総額では7000円安くなります!

大阪〜東京を利用するときの「のぞみ」「ひかり」の所要時間の差は30分くらいです。
「ひかり」のほうが自由席の数が多くて空いてることも多いし、特にビジネスとかの利用でなければ、「ひかり」でもいいんじゃない?
と、個人的には思ってます。

 

R&Rでは、道中の営業所でレンタカーを借りないといけません。
(この場合、出発駅である大阪駅から最短距離で101キロ以上離れている駅の営業所ならオーケー)

東京営業所(東京駅近くの駅レンタカーのお店)で軽自動車を6時間レンタルすると、レンタカー料金は5630円。

つまり
レンタル料金5630円かかるとしても、それでも総額ではきっぷ代が8960円安くなっているので、トータルでは差し引き3330円安くなるわけです!

なんと!
あえてレンタカーを借りたほうが、きっぷ代が安くなる!!

「タダでレンタカーを借りれた上に、きっぷ代が安くなった」わけですから、思う存分車でおでかけしちゃいましょう!!

 

「東京は道が怖いし電車で移動する方が楽だから、レンタルしてもなぁ・・・」

 

そう思う方もいるでしょう。
でも、別にレンタカーを借りて観光地などに出かけないといけない義務はありません。

もちろん、きっぷ代を安くするだけの目的で意図的にレンタカーをキャンセルするのは良くないですが、せっかくタダで借りれるようなものなので、存分に活用しちゃいましょう。

 

もっとも経済的な使い方は
12時間コースでレンタルして、「車中泊」で宿代わりに使うです。

12時間コースでも
軽自動車なら5940円でレンタルできます。(7月、8月の北海道だと8100円)

夜8時頃まで営業している営業所が多いので、8時にレンタルすれば翌朝8時まで借りれることになりますね。

ライブの遠征などでよく問題となる宿の確保も、レンタカーの車中泊にすればきっぷ代も安くなって一石二鳥!
だと思います。(ホテルに泊まるよりは疲れるけど・・・)

https://terinn.net/lowcarbtripper/2018/09/04/tokyo-bookmark/

自分の家の近場でレンタカーを借りて、旅行の翌週などに使う裏技

「旅先ではレンタカー使うつもりはないけど、うちには車が無いから、もし家の近くの駅でレンタルできたら、ちょっとした買い物に便利なのになあ・・・」

と、思っている方がいるかもしれません。

お次は、そんなアナタの願いをかなえる「R&Rきっぷ」の買い方です。

 

R&Rでレンタカーを借りるのは、基本的に旅行先の営業所です。

「出発する駅から最短距離で101キロ離れた営業所でしかレンタカーを借りることができない」という規定もあるので、乗車券の距離の合計が201キロ以上あっても、出発する駅やその近場の営業所ではレンタカーを借りられません(借りる場合はきっぷの割引を受けられない)

たとえば
大阪駅から出発して、和歌山駅や紀伊勝浦駅などを通り紀伊半島をぐるっと回って京都駅まで行く乗車券を買って(500キロ以上の道のり)京都駅でレンタカーを借りたとしても、この乗車券ではR&R割引は受けられません。

なぜなら
「大阪駅と京都駅は最短距離(JR京都線経由)では40キロちょっとしか離れていないから」です。

しかし
出発駅の近く、すなわち自分の家の地元の営業所でレンタカーを借りるという裏技もあります。それは

 

「出発する駅をずらす」こと。

 

実際に僕がやった事例をご紹介しましょう。

 

大阪に住んでいる僕は、ある年の12月2日(土)3日(日)に新幹線で夫婦で東京往復旅行にでかけました。
そして、翌週の12月9日(土)に大阪駅の営業所で駅レンタカーを借りて、近所に車で出かけて買い物やレジャーを楽しむことにしました(我が家は車を持っていないので)

 

さて、この場合
うまくR&R割引を使うことが出来るでしょうか?

 

普通に大阪~東京の往復乗車券を買っても、大阪駅で駅レンタカーを借りることは出来ません(きっぷは割引にならない)

なぜなら
レンタカーを借りる駅が、最初に出発する駅から101キロ以上離れていない(この場合同じ駅なので、まったく離れていない)からです。

 

そこで
このときに行った方法は、以下のような手順です。

1.12月9日に大阪駅の営業所でレンタカーを借りる予約をする。

2.レンタカー券を引き取りに窓口へ行ったときに
・行きが「米原(まいばら)→東京」
・帰りが「東京→大阪」
のR&Rの乗車券を買う。(12月2日使用開始。8日間有効の連続乗車券なので12月9日まで使用可能)


※滋賀県の米原駅は、大阪駅から東京寄りに110.5キロ離れた駅(つまり101キロ以上離れている。新幹線「こだま」「ひかり」の停車駅)

3.行きの乗車券については、「大阪→米原」の区間が空白となるので、この区間の普通の乗車券を買う。

R&Rを利用する条件は「出発駅とレンタカーを借りる営業所がある駅が最短距離で101キロ以上離れていないといけない」ため、この条件を満たすために行きの出発駅を米原駅に設定しました。

またこの場合、行きと帰りでルートが異なる乗車券となるので、「連続乗車券」として発行されます。

https://terinn.net/lowcarbtripper/2017/05/20/jr-renzokujyoshaken/

「米原→東京」の距離は445.9キロ
「東京→大阪」の距離は556.4キロで、それぞれの乗車券の有効期限は4日となります(JRの乗車券の有効期限は距離で決まります)

4日+4日で、合計の有効期間は8日間に!

この連続乗車券の有効期限は12月2日から8日間となり、12月9日まで使用できます。
12月9日まで有効な乗車券を買うので、9日にレンタカーを借りることも可能になるのです!

 

さて、こうなると困るのは
「行きの米原までのきっぷはどうする?」
ということ。

答えはシンプル。
それは、別で買いましょう。
金券ショップで売ってる回数券なんかがいいですね。

「R&R割引の乗車券」と「自販機で買う普通の乗車券や回数券」を組み合わせて旅行することに問題はありません。

また「定価で買った特急券(e特急券含む)」であれば、「R&R割引の乗車券」と「普通のきっぷや回数券」をまたぐ区間でも使用できます。

例:「大阪→米原の回数券」と「彦根→東京のR&R割引の乗車券」「新大阪→東京の定価の自由席特急券」の3枚があれば、新大阪から東京まで新幹線に乗れる

なお、普通に「大阪→米原」の通しの乗車券(1940円)を買うよりも

・大阪→京都の乗車券 560円
・京都→米原の乗車券 1140円

と、2枚買ったほうが値段は安くなります。(合計1700円
(区間が連続していれば、このような買い方でもOK。
金券ショップでもこのように区間を分割して売られていることがほとんど)

https://terinn.net/lowcarbtripper/2017/03/15/bunnkatu/

よって
「大阪→京都」「京都→米原」「米原→東京」の3枚の乗車券を持って
新大阪から東京まで乗り換えをせずに新幹線に乗っても大丈夫。
(自動改札は通れないので駅員さんに見せましょう)

なお、「大阪→米原」の区間はR&Rの割引の効いた乗車券ではないので
新大阪から東京まで通しでR&Rの割引が効いた特急券を使って「ひかり」「こだま」に乗ることはできません。
定価の特急券を買って「のぞみ」「ひかり」「こだま」に乗るのはOK。

帰りは「東京→大阪」全区間がR&Rの割引となっているので
R&R割引の特急券で「ひかり」「こだま」で東京→新大阪を通しで乗っても大丈夫です。

「大阪→米原→東京」と「東京→大阪」の乗車券の金額

<行き(大阪→米原→東京)>

・大阪→京都の乗車券 560円(普通に買うので割引無し)

・京都→米原の乗車券 1140円(普通に買うので割引無し)

・米原→東京の乗車券 7340円
R&R割引を適用すると
7340円×0.8=5872
1の位を切り捨てて、5870円

よって、行きの乗車券代は3枚で合計7570円

<帰り(東京→大阪)>

乗車券の定価は 8750円
R&Rの割引適用で7000円になります。

よって、今回の場合大阪⇔東京の往復の乗車券代は7570+7000
トータルで14570円になります。

「大阪⇔東京間の往復乗車券」の定価が17500円なので
17500-14570=2930円
一人当たりR&Rの割引でこれだけ乗車券代が安くなるわけです。

今回は2人で旅行に出かけたので
2930×2=5860円の節約!

 

一方、大阪駅で借りるレンタカーの料金は
軽自動車12時間の場合で5940円

つまり
差し引き80円でレンタカーを半日借りれるということ!!!

 

お得にレンタカーを借りて
大阪での買い物・レジャー
それと、普段車を運転しないペーパードライバーの妻が、練習がてらドライブをしたのでしたとさ。

めでたしめでたし!

・・・

妻がハンドルを握ったというのは、事実とは異なるんですが・・・(びびって大阪では運転できないので)
まあ、ペーパードライバーの練習にもお得に使えるよ!ということを言いたかっただけです。

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