きっぷのルール

現美新幹線の普通のきっぷの買い方(ほぼネタバレ無し)

※先頭は真っ黒ですが、中間車両はカラフルよ

こんにちは。
鉄道で日本を旅するのが大好き
「てりん」と申します。

 

先日、現美新幹線に乗ってきて「世界最速の美術館」をたっぷり堪能してきました。

 

 

その具体的な中身・・・
については、ネタバレ要素もあるので、この記事ではあまり触れません。

現美新幹線※今回席を確保した車両の展示。
列車の揺れに反応して動くのが見ていて楽しい

今回は、現美新幹線に乗るためのきっぷの買い方について解説します。

なお、ここでは「えきねっと」などJRのネットでの商品については解説していませんので、それについてはほかのサイトを見てくださいね。(商品の内容がこまめに変わる場合があるのと、新潟・関東以外の人にあまり対応している情報ではないので)

現美新幹線の基本データ

まずは、現美新幹線の編成と走行ルートを確認しておきましょう。

 

現美新幹線は
「座席自体がアーティストデザインのものである指定席が1両」
「キッズスペースとカフェが併設された車両が1両」
「展示物があり、それを鑑賞できるように座席が配置された車両が4両)の計6両で構成されています。(2019年1月現在)

 

現美新幹線※車内に掲げられている編成図

 

12、14~16号車の展示物を鑑賞するための座席というのが、この現美新幹線における自由席車両ということになります。

※通勤電車のロングシートのように、進行方向と展示物に対し水平に並んでいる座席。これが自由席の座席となる

 

自由席の座席数はそれほど多くないのですが、指定席が満席の場合でも自由席を確保できる可能性はあるのであきらめることはありません(もっとも、鑑賞すると車内を歩き回ることになるので、それほど座っている時間はないと思いますが・・・)

 

現美新幹線は、2018年現在は上越新幹線の越後湯沢〜新潟間のみを走行しています。

あくまでも観光列車なので定員も少ないため輸送力に乏しく、さらに東京付近には上越新幹線だけでなく、北陸・北海道・山形・秋田新幹線などが集まり混雑しているため、現美新幹線が東京まで来れるような余裕は今後もほとんどないと思っていいでしょう。

現美新幹線に乗るために必要なきっぷとは?

現美新幹線はあくまでも新幹線です。
そのため、実際に乗車して移動する区間分のきっぷを買う必要があります。

 

駅の入場券だけで乗ることは不可能です。

普通の美術館と同じノリで、入場券だけ買ったら乗れると勘違いする人がいると聞いたことがありますが、あくまでも新幹線なので、旅行するためのきっぷが必要です。
(入場券は、あくまでも駅の改札内およびホームに入る効力のみ持ち、車内に入ることはできない。参考記事:新幹線の改札がある駅でも迷わない!JRの入場券の買い方と使い方!

 

新幹線に乗って旅行するためには
「乗車券」と「特急券」という2種類のきっぷをどちらも買わないといけません。

乗車券と特急券の違い

・乗車券・・・新幹線に乗ろうが通勤電車(鈍行)でのんびり進もうが、JRで移動するために絶対必要なきっぷ。
最初にJRを利用する駅から、最終目的地までの区間の分を買わないといけない。
普通列車(各駅停車、快速)に乗る場合は、これだけ持っていれば大丈夫。

・特急券・・・新幹線や特急に乗る場合、実際に乗る区間の分だけ、乗車券に上乗せして買わないといけないきっぷ。
新幹線や特急に乗る場合には「乗車券+特急券」という組み合わせのきっぷが必要。(1枚のきっぷにセットになっている場合あり)自由席か指定席かで値段が変わる。

 

なので、仮に東京から出発する場合、現美新幹線に乗るために最低限必要なきっぷは
東京から越後湯沢・・・から少なくとも一駅先の浦佐(うらさ)までの乗車券+特急券となります。

 

関東方面から上越新幹線で旅行する場合は越後湯沢で乗換えが必要ですが、最終的に現美新幹線を降りる駅までの通しのきっぷで乗ることが可能です。

 

これは、新幹線のきっぷのルールの一つに
「途中の駅の改札を出ず、なおかつルートを引き返さない限りは通しのきっぷを持って複数の列車に乗っても構わない」というものがあるからです。

 

たとえば
「上野から新潟までのきっぷを持って、上野から大宮まで「やまびこ」の自由席に乗り、大宮から速達の「とき」の自由席(大宮〜新潟間ノンストップの最速タイプ。上野にも停まらない)に乗り換える」場合でも通しの料金で乗ることができるわけです。

自分が出発する駅(この例では上野)には停まらない列車に乗りたい時に、乗り換える駅まで別の列車で移動せざるを得ない・・・という場合を想定して作られたルールですね。

 

現美新幹線に関しても、同じルールが適用されます。
つまり

「東京から浦佐の通しのきっぷを買い、越後湯沢までは普通の「とき」を利用し、越後湯沢から現美新幹線に乗り換えて浦佐まで向かう」のもオーケーですし

「東京から新潟まで1本の「とき」で行こうと思っていたけど、せっかくなので越後湯沢から現美新幹線に乗り換えて新潟駅まで行ってみる」場合でも料金は変わらないわけです。

普通の「とき」と現美新幹線の乗り継ぎは割とタイミングが良いので、新潟方面へ出かける場合には一度観光気分で乗り換えてみるのも良いですね。

 

なお、自由席はもちろん
普通の「とき」と現美新幹線を両方指定席利用する場合も、2つの列車の席を指定することになりますが、料金は通しの場合と変わりません。

また普通の「とき」は指定席をとったけど、現美新幹線は満席で自由席しかとれなかった・・・という場合も、2列車とも指定席をとった場合と料金は変わらないのでご注意を。

ついでに越後湯沢で観光したい場合のきっぷの買い方

「越後湯沢で乗り換えるなら、ついでに越後湯沢で観光でもしてみようかな」と思う人も多いかもしれません。

そもそも、越後湯沢自体が新潟を代表する一大観光地。
駅から遠出しなくても、駅の施設内に温泉があったりして、がっつり楽しめます。

 

こうした観光を楽しみたい場合には、いったん駅の改札を通って外に出る必要があります。
その場合、きっぷはどうやって買えば良いのでしょうか?

 

「特急券」に関しては、新幹線を降りて駅の改札を出た時点で改めて買い直す必要があります。
そのため、東京から来た人が越後湯沢で観光して、越後湯沢から浦佐まで現美新幹線に乗る場合は

●東京から越後湯沢までの特急券 2800円
●越後湯沢から浦佐までの特急券 860円

の2枚を買う必要があります。
(自由席の場合の値段)

 

いっぽう乗車券は
片道の距離が101キロ以上の場合、一部の例外を除いては基本的に途中下車ができるルールになっています。

途中下車とは
「出発する駅から、最終の目的地の駅までに向かうルートの途中の駅で、今持っているきっぷを回収されたり、追加料金を払うことなく、改札の外に出て観光などができる制度」です。

もし東京から浦佐までの通しの乗車券を持っている場合、この乗車券は途中下車できる条件を満たしているため、わざわざきっぷを買い直す必要はなく、この通しの4000円の乗車券で越後湯沢駅の改札の外に出ることができます。(特急券には、途中下車という概念が存在しない)

まとめると
「越後湯沢で観光する場合は、特急券は分けて買い、乗車券は片道101キロ以上のもので途中下車ができるものであれば、追加料金を払うことなく改札の外に出ることができる」ということになります。

「自分が持っているきっぷは途中下車できるものなの?」
その見分け方についてはこの記事を参照:鉄道旅行最大の魅力!途中下車とはどんなルールなのか?

大きな負担なく乗れる現美新幹線

ということで、簡単にまとめると
「新潟方面に出かけるときに、普通の「とき」の通しのきっぷと同じように買えば、現美新幹線に乗り換えて移動することも可能。
ただし、越後湯沢で改札の外に出て観光する場合は、特急券は分けて買い、乗車券は途中下車が出来るものならそのまま通しで買いましょう」
という感じです。まとめの割にはちょっと長ったらしくなりましたね。

 

要するに「新潟方面へ出かけるときには、大きな負担がかからないから乗ってみよう!」ということですね。

車内のカフェで提供される「つばめコーヒー」などを片手にアートを楽しむ大人な旅をぜひ楽しんでみてくださいね。

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