このブログでは
横浜(主に横浜駅)と甲府駅の間を、JR電車で安く行く方法について解説しています。
高速バスなど(走っているかは知りませんが)、他の交通手段との比較などに使ってみてくださいね!
※2023年2月現在の情報です
まずは普通のきっぷ代をチェック!
横浜~甲府を結ぶ主なルートは2つ。
横浜線(東神奈川~八王子間)を通るルート(ここではAルートとします)
と
東京駅まで行き、中央線で甲府まで行くルート(ここではBルートとします)
Aルートで
八王子~甲府間を特急「あずさ」利用で行くと
片道のきっぷ代は計3330円
(乗る日によって特急の料金が約200円値段が前後する場合有。えきねっとチケットレスサービスを使えば100円引き)
所要時間はおよそ2時間ちょうどくらい。
Bルートで
新宿~甲府間を「あずさ」を使うと
片道のきっぷ代は計3890円
(乗る日によって特急の料金が約200円値段が前後する場合有。えきねっとチケットレスサービスを使えば100円引き)
所要時間は2時間10分~15分くらい。
えきねっとチケットレスサービスとは?
JR東日本のサイト「えきねっと」で特急の座席を予約すると、通常の特急料金より100円(200円などの区間もある)安くなるサービス。
これとは別に普通のきっぷ(乗車券と言う)を用意しないといけません。
公式サイトでは「Suicaなどをご利用ください」と記載がありますが、紙のきっぷを用意しても大丈夫。
※特急「あずさ」
(東京・新宿~甲府・松本)
所要時間・きっぷ代ともに
Aルートの圧勝!!
一応
「Bルートで、新宿~甲府間でえきねっとのトクだ値を利用」
(ネットで予約するときっぷ代が30%オフになったりする)
という手もありますが
早朝深夜などのかなり良い割引条件でも、Aルートより200円くらい安いとかそれくらいの差しかないので、強くお勧めはしません。
きっぷを分けてさらに安く?
Aルートがいい!
という結論になりましたが
ここで、ちょっとひと工夫。
横浜~甲府の1枚のきっぷではなく
・横浜~鴨居(かもい)
220円
・鴨居~甲府
1980円
の、2枚の紙のきっぷに分けて購入します。
(途中で鴨居駅で下りなくても、甲府or横浜までずっと電車に乗れます)
鴨居は、横浜線の
新横浜の近くにある駅です。
きっぷ代は
220円+1980円=2200円
八王子~甲府で「あずさ」を使う場合は、特急券1020円を買い足します
(えきねっとチケットレスサービスを使えば920円)
すると、きっぷ代の合計は
3220円(3120円)!!
当初のAルートのきっぷ代3330円(3230円)より110円安くなっているではありませんか!
このように、2枚以上に分けて買うことできっぷ代が安くなるテクニックを
「乗車券分割テクニック」といいます。
なぜ安くなるのか?
その仕組みを知りたい方はこの記事をご覧ください!
>>>JR分割乗車券とは?なぜ安くなる?買い方や使い方
※JR東日本エリア内にあるラベンダー色の券売機なら、全国の色々な区間のきっぷ(正式には「乗車券」といいます)が買えます!
普通電車で片道1205円の激安旅を!
※写真は消費税8%時代(5回分セットで11850円)のものです
期間限定ですが
日帰りで、かつ特急に乗らなくてもよい(Aルートで、片道約2時間50分~3時間)なら
青春18きっぷを使って移動するという方法もあります。
青春18きっぷは
1回分で1人が1日中全国のJRに乗り放題!
(5回分がセットで12050円で販売。1回あたり2410円)
特急には乗れませんが
2410円で1日乗り放題なら
片道あたりたったの1205円!
めちゃくちゃ安い!!
青春18きっぷの発売・利用期間は以下の通り。
※発売期間=きっぷを券売機などで買える期間
※利用期間=実際に列車に乗って旅行できる期間
2023年春
・発売期間
2月20日(月)~3月31日(金)
・利用期間
3月1日(水)~4月10日(月)
2023年夏
・発売期間
7月1日(土)~8月31日(木)
・利用期間
7月20日(木)~9月10日(日)
2023年冬
・発売期間
12月1日(金)~12月31日(日)
・利用期間
12月10日(日)~1月10日(水)
詳しいルール・使い方はこの記事を参考にしてくださいね!
>>>初めての青春18きっぷ!1人でも2人以上でも大丈夫!使い方買い方
休日おでかけパスで乗り越す!
ここで解説する方法は
横浜駅~甲府駅間だと、片道60円くらいしか安くなりませんが
以下のような人には
結構おすすめです。
(日帰りで移動する場合限定)
・家の最寄りのJR駅が、横浜市内だけど横浜駅じゃない場合(磯子駅や戸塚駅など。これらの駅の場合往復で840円安くなる)
・横浜~大月間の、途中の駅で下りて観光などしたい場合(途中で下りる駅が多いと、きっぷ代がかさむ)
JR休日おでかけパス(以下「おでかけパス」と書きます)は
エリア内の普通列車が1日乗り放題のきっぷです。
「休日おでかけ」という名の通り
土日祝日しか使えないきっぷです
(4/29-5/5、7/20-8/31、12/29-1/3は毎日使えます)
特急券を買い足せば
特急にも乗れます。
ねだんは
大人が2720円
子供が1360円です。
↓が、パスが使えるエリアです
(一部駅名の記載省略)


このエリアは、Aルート・Bルートのほとんどを含んでいますが
中央線の西は大月までしか使えないので
大月~甲府間は普通のきっぷ(860円、往復で1720円)を追加で買えば、横浜~甲府間を利用できます。
横浜駅~甲府駅間をおでかけパスを使い、Aルートで往復利用すると
きっぷ代は以下の通り。
おでかけパス 2720円
大月~甲府 往復1720円
あずさ特急券 往復2040円
計6480円
(片道あたり3240円)
おでかけパスの使い方の詳細は
こちらの記事へどうぞ!
>>>JR休日おでかけパス使い方や新幹線乗り越しの方法