鉄道旅行

スマートな大回り乗車モデルコースの作り方(一般人と行く場合編)

※♪ 金のない奴ぁ俺んとこへ来い!
俺も120円しかないけど心配すんな~ ♪
そんな、格安で鉄道の旅ができる「大回り乗車」ですが、いろいろと配慮しないといけないこともありまして・・・。

 

鉄道旅行大好き「てりん」と申します。(ツィッターアカウント:てりん2 )フォローしてね!(ブログは毎日更新しています!月曜・水曜をのぞく)

 

初乗り運賃(関東なら140円、関西なら120円)のきっぷ1枚で何百キロも鉄道の旅が楽しめる、魅力的な「大回り乗車」の旅。

今回は
「普通の人(旅行は好きだけど、鉄道に興味があまりない人)と一緒に大回り乗車をする際の、コース・プランを決めるときに心がけておきたいこと3つ」を解説します。

 

普通の人が参加するということは
「鉄ちゃんの常識でプランを決めると、痛い目にあう(こともある)」
ということ。

鉄道旅行の魅力を手軽にアピールできる、貴重なチャンスです。
「いい思い出」が「トラウマ」にならないように
「普通の人を大回り乗車の旅にエスコート歴15年」のワタクシが、みなさんに重要なポイントをレクチャーしてまいります。

 

今回は考え方だけを書いているので、具体的なモデルコースなどは記載しておりません。
その辺は自分で考えてくださいね♪

 

「普通の人と行く大回り乗車の旅」での3つの心得

移動距離は(かなり)ひかえめに・・・

「電車に乗るのが大好き!」
という鉄ちゃんと
「旅行に行くのが好き!電車は・・・まあフツー」
な人では、「電車に乗って移動するときの疲労度」はぜんぜん違います。

 

年齢(体力)との兼ね合いもありますが
「鉄ちゃん」と「普通の旅行好きな人(以下「普通の人)」では疲労度は3倍は違うと見ておいたほうが良いでしょう。

つまり
「鉄ちゃんが普通列車で100キロ移動したときの疲労度と、普通の人が300キロ移動したときの疲労度は等しい」
といっても過言ではないのです!!

 

普通の人にとっては、青春18きっぷで東京~大阪を約10時間かけて移動するのはありえない所業なのだそうです。
われわれ鉄ちゃんにとっては、呼吸をするのと同じぐらい容易なことですが・・・(!)

 

鉄ちゃんが作る大回り乗車のコースは、どうしても「できるだけ距離が長くなるようにルートを組む」傾向にあります。
そりゃ「120円で100キロ旅ができる」よりも「120円で1000キロ旅ができる」の方がインパクトは凄いですから、距離はできるだけ長くしたいですよね。

 

しかし、普通の人の鉄道に対する耐久度はさほど強くありません。
変に長くしても「疲れた」という印象しか残らない旅になってしまうでしょう。

よって、普通の人を初めて大回り乗車に連れて行く場合は
「鉄ちゃんにとってはかなり物足りない距離(長くても全工程で200キロ程度)」にとどめておいたほうがよいと思います。
(好感触だったら、次回以降さらに長い距離にすればOK)

テーマは基本1つに!多くても2つ!

言うまでも無く、大回り乗車とは

「初乗り運賃のきっぷで何百キロも旅ができる。
ただし、途中の駅で改札の外には出られない

・・・という旅なわけです。

改札の外には出られない。つまり
「電車に乗ることが主目的であり、それ以外にはとりたててすることがない、普通の人からすればすぐに飽きてしまう要素の強い旅行」でもあります。
(東京駅のように、改札内の施設が充実した場所に寄れる場合は別として)

 

無人駅で下車すれば外に出られそうな気がしますが、無人駅はホームに降りた瞬間改札の外に出たという解釈になるので、大回り乗車では無人駅には降りることが出来ません。
関連記事:間違えれば犯罪者?JR大回り乗車で無人駅に降りれるのか?

 

改札の外に出られないという強い縛り要素があるので、一般的な楽しみ方(途中下車して観光すること)があまりできません。
なので「大回り乗車だからこそ気軽にできることを、1つか2つに絞って、それを楽しむことに注力する」ほうがいいです。

 

「東京駅の改札内で美味しいグルメを食べ比べ」
でもいいし
「神戸駅のあつあつの但馬牛駅弁を買いに行く(駅弁を食べたことがない人ならビックリする、あの加熱式のやつです)」
でもいいし
「ただただ琵琶湖を車窓を見て、ぼーっとする」
でもいいですね。

 

「グルメ(駅弁)」+「車窓や駅のホームから何かの景色を見て楽しむ」
の2つテーマの組み合わせが一番コンパクトにまとまって良いでしょうか。

 

変にテーマを3つも4つも詰め込んでも、それに付き合う側は疲れやしんどさを感じてしまうだけかもしれません。
何事も、ほどほどに・・・。

 集合・解散駅はできれば一箇所に

「大回り乗車」の特徴のひとつに
「うさんくさい」というのがあります。

 

「初乗り運賃で何百キロも電車に乗れるなんて、ほんとにいいの・・・?」
と、内心で思っている人も多いはずです。
もちろん「改札の外に出られない」という大きな制約があるし、ちゃんと根拠もあるわけですが、それでも
「ホントに大丈夫?キセルじゃないの?」という疑念を払拭するのは難しいかもしれません。

 

なので、改札の出入りの際は、必ずルールに詳しい鉄ちゃん(つまり、あなたです!)が付き添うようにしましょう。

 

かつて僕が地元大阪で大回り乗車をした際、京都在住の友人にはとりあえず初乗り運賃のきっぷを買ってもらい、車内で合流しました。
帰りは、時間の都合上友人を1人で東福寺駅(京都駅の隣の駅)で降ろしたのですが、これが失敗。

入場からかなり時間が経っていたせいか、自動改札機でエラーがかかってしまい、ちゃんと大回りのことを説明すればよかったものの、混乱した友人は全然説明が出来ず僕が急遽電話で駅員さんに説明する事態になってしまったのです。

 

駅員さんに事情を聴かれた際、頭の中に「やっぱりこれってキセルだったんじゃないか?」という思いが湧き上がって、泣きそうになって混乱してしまったんだそうです・・・。

 

この場合、一緒に東福寺駅で下車して、改札の手前まで一緒についていってあげて、見守るべきだったと反省しております。

結論としては「参加者全員が同じ駅に集合して同じ駅で解散する」のが一番スマートなわけですね。
そうなるようなルート作りを心がけましょう。
難しいようなら、一緒に下車して見送りができるような余裕の有るスケジュール作りを心がけましょうね。

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