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都会のオアシス海芝浦駅へのきっぷの買い方に学ぶ乗車券の基本ルール

※「都会の喧騒(けんそう)に疲れたら、ふと、海が見たくなるのよね・・・。」
ええ、見れますよ。東京近郊の駅で、気軽にね・・・。

 

こんにちは。
日本を鉄道で旅するのが大好き。
「てりん」と申します。

 

 

先日「東京近郊の秘境駅」と呼ばれ
インスタ映えスポットとしても有名なJR鶴見線の「海芝浦(うみしばうら)」駅へおでかけしてきました。

 

東京からほど近い場所(川崎市)にありながら、ホームの目の前が海というなんとも穏やかな場所・・・。

まさに「都会のオアシス」と呼ぶにふさわしい場所かもしれません。

 

しかし、この海芝浦
他の駅とは大きく異なる特徴があり、それゆえに、きっぷの買い方がちょっとややこしかったりします。

 

そこで今回は、海芝浦へ行く場合のきっぷの買い方をマスターし、それを通して「きっぷを目的地まで買う」というきっぷの基本ルールの意味まで理解していきましょう。

 

リアル脱出不可能ゲーム「海芝浦」

海芝浦駅は神奈川県の川崎市内にある工業地帯にある駅で、ホームのすぐ目の前が海というロケーションになっています。

「駅のホームの目の前が海」
というちょっと非日常的な風景が見られることから、インスタ映えなどが話題となりデートスポットとしても賑わっています。

 

※改札内にはベンチに座って休める公園などが設置されているリア充ぶり
(9時から20時まで開放)

※ホームから横浜ベイブリッジが見える、リア充っぽいロケーション

 

こんなリア充スポット海芝浦ですが、実は鉄ちゃん的には別の意味で有名な駅だったりします。
それは

 

「改札の外に出られない駅」

 

どういうことかと言うと
この海芝浦駅の改札の外は、あの東芝の子会社の工場の敷地内。

つまり私有地であるため、従業員や関係者以外は工場内に立ち入ることができず、これにより一般人は改札から出られない状態となってしまっているのです。

もともと東芝という社名は「東京芝浦」の略で、その前身の「芝浦製作所」がある場所で、その上、この駅が海の近くにあることから「海芝浦」という駅名になったわけですね。

 

まさに「リアル脱出不可能ゲーム」

 

なので、一般人が楽しめるのはあくまでも改札内のエリアのみ。

ホームから海を眺めたり、改札内にある広場(海芝公園)でのんびりすることができるだけなのです。

 

こんな特殊な形態の駅に行くには、どんな風にきっぷを買えばいいのでしょうか?

デートスポットとしても有名な海芝浦駅。きっぷの買い方がブサイクでモタモタしちゃうと、相手に嫌われちゃいますよ。

ここで、海芝浦へ向かう際のきっぷのスマートな買い方を理解しておきましょう。

 

ちょっと特殊?海芝浦のきっぷの買い方

海芝浦駅では、前述の通り改札の外に出ることができません。

そのため、普段よりもほんのちょっとだけ、きっぷの買い方(ICカードの使い方)に気をつける必要があります。

紙のきっぷで行く場合の買い方

はじめに、紙のきっぷで海芝浦へ行く場合のきっぷの買い方。

まずは出発する駅の自販機で、海芝浦までのきっぷを買います。
ICカードを使う場合は、いつも通りの使い方(出発する駅でタッチする)で大丈夫です。

 

※海芝浦駅がある鶴見線に乗るときに、鶴見駅の中で乗り換え改札を通る必要があります。(その理由はこの記事を参照:東京近郊の穴場B級観光スポット!レトロなJR鶴見駅鶴見線ホーム

 

この乗り換え改札では、買ったきっぷを通せばまたきっぷは出てきます。
カードもタッチしましょう。
エラーが出て通れない場合は、隣にある駅員さんのいる有人改札を通ります。

 

※海芝浦までのきっぷ。都区内パスなどのフリーパスと組み合わせて使うことも可能。
フリーパスの一番端っこにある駅、蒲田(かまた)から海芝浦までのきっぷを買い足せば乗れるのだ。
ただ、この組み合わせだと乗り換え改札でエラーが出てしまったため、有人改札を通りました

 

 

そして、問題は帰りです。

 

紙のきっぷで海芝浦まで来た場合には、ホーム内にある「乗車駅証明発行機」という機械のボタンを押して、出てくる紙を受け取ります。

普通、きっぷ売り場は改札の外にあるものなので、改札の外に出られないということは帰りのきっぷが買えないということになります。
そこで、この証明書だけを持って帰ります。

これが「海芝浦から電車に乗って来た」という証明書となります。
なので、あとは降りる駅で駅員さんにこれを見せて、きっぷ代を精算をするだけ。

つまり、海芝浦で帰りのきっぷを買うのではなく、海芝浦からやってきたという証明書を持って目的地の駅まで行き、そこで精算をするという流れになります。

ICカードを利用する場合のタッチ手順

一方、ICカードの場合はもっとシンプル。

行きは、普段のおでかけと同じように、駅の改札をタッチして通ります。

 

到着後まずは、海芝浦のホームにある「出場」という機械にカードをタッチ。(これで出発駅から海芝浦までのきっぷ代を精算する)

それから、すぐ横にある「入場」という機械にカードをタッチします。(紙のきっぷで言う「証明書を手に入れた」のと同じ状態になります)

あとは、帰りに降りる駅で改札機にタッチすれば、自動的にきっぷ代が引き落としされるという仕組みです。

海芝浦駅でしっかりタッチをしておかないと、帰りの駅の改札機でエラーが起きてめんどくさいことになってしまうので気をつけましょうね。

 

きっぷの「目的地」って何だ?

きっぷというのは、目的地まで買わないといけません。

※買わないと「ドーーン!」されますよ

 

そこで、もしかしたらこう考える人がいるかもしれません。

 

「きっぷは目的地まで買わないといけないけど、目的地というのはその駅の改札の外に出て、観光とか用事をするための場所なんだから、改札の外に出ずに単に電車に乗って移動するだけの今回のようなルートの場合、わざわざ海芝浦までのきっぷを買わなくてもいいのでは?」

 

実は、きっぷで言う「目的地」というのは「電車で移動してたどり着いた場所」のことを指し、実際にその駅で降りて外に出て用事をするかどうかというのは関係ありません。

なので、仮に寝過ごして終点まで来てしまった場合なども、ルール上はその終点が目的地扱いとなり、そこまでのきっぷ代が必要になります。
もちろん引き返す際にもきっぷ代を払う必要があります(実際には見逃してくれることが多いとは思いますが)

 

この目的地の考え方があまり世間に浸透していないため、横浜のみなとみらい線などに代表される、いわゆる「折り返し乗車問題」につながっているのです。

 

 

・・・というわけで
「外には出ず、ただホームで海を眺めて佇んだり、広場のベンチでのんびり過ごす」だけでも、きちんと海芝浦までの(からの)きっぷを買わないといけないということなんですね。

 

正しくきっぷを買って、楽しい思い出を作りましょう!

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