秋の一筆書ききっぷの続き。
今回で最終回!!
第1回(旅行の計画の回)
は、こちらの記事
>>>一筆書き切符でサザン茅ヶ崎ライブ会場推しの旅 計画編
駅弁の名作『元気甲斐』
小淵沢駅、9時50分。
駅弁屋さんの車が駅前に到着。
この駅で10時から販売がスタートする
駅弁があり、それを運んできたのです。
※高原野菜とカツの弁当とともに、10時以降の販売(他の駅弁は10時前から買える)
その駅弁の名は
元気甲斐
1985年の発売以来
今も多くの旅人に愛される名作。
小淵沢から塩尻は
普通列車で移動するので
塩尻から名古屋行きの特急
『しなの』車内で食べることにしました。
※しなの号
写真は6月に長野で撮影したもの
元気甲斐は
豪華な2段重ねになっています。
その中身は・・・?
![](https://terinn.info/wp-content/uploads/2023/10/IMG_4552.jpg)
うーん!
なんかパッと見は、地味!
インスタ映えとかは
あんまりしませんねー。
![](https://terinn.info/wp-content/uploads/2023/10/IMG_4553.jpg)
![](https://terinn.info/wp-content/uploads/2023/10/IMG_4554.jpg)
中身については
お品書きがついているので
これで確認できます。
味の感想は
ひとつひとつの食材の味付けが絶品!
完全な脇役である
カリフラワーのレモン酢漬けすらも
たまらなく美味い。
※可愛らしい、わかさぎの南蛮漬け
スーパーで売ってるものとは別次元の味
肉とかメイン系のものも
もちろん美味しいけど
こんにゃくの味噌煮とか
普通の弁当なら箸にもかからないような弱小おかずですら、その味付けに感動できるというのはびっくりしました。
まさに
『モブも脇役も、みな主役になれる弁当』
と呼ぶにふさわしいでしょう。
それゆえに
わかりやすい主役を求めがちな
(大きなステーキ肉や海鮮ドーン!等)
若い人には、この弁当はあまり魅力的に映らないかもしれません。
見た目地味だし。
値段もちょっと高いし。
(2023.10現在1800円)
かくいう僕も、38になる今日まで
何度小淵沢を通ったか分からないのに
今までスルーしてましたからね。
いろんな意味で
大人向けの駅弁かもしれません。
難点を挙げるなら
ごはんとおこわの組み合わせは
胃に重い!!
1の重には、くるみのご飯
2の重には、栗としめじのおこわ
炭水化物と炭水化物の夢のコラボレーションは、アラフォーの胃には結構キツイんじゃー!(直前に、馬肉そば食ったしなー)
1の重にご飯とおこわ半分ずつ
2の重にもう少し派手な主役級のおかず(タンパク質)を添えてくれたら
言うこと無しだったよな〜という感じ。
あるいは
1つの元気甲斐を2人で分けてもいいかも?
それなら、炭水化物の量もちょうどいいし
足りなければ、何か別途おかずっぽいものを買って食べればいいし。
とにかく、とても美味しかった。
ご馳走様でした〜
旅のフィナーレは名古屋
『しなの』で塩尻や長野方面から
東海道新幹線経由で大阪に帰る時
新幹線乗り継ぎ駅の名古屋は
『いっさい追加料金無しで、途中下車して立ち寄れる場所』
なのです。
(特急券を買い足す必要もない)
名古屋はボーナスステージなんですが
旅の疲れがピークに達しているときに着くので、いつもスルーして大阪に帰ってしまうのです。
でも、今回はそんなに疲れがたまってない!ので、名古屋でグルメ旅のシメを飾ることにしました(グルメがメインの旅ではなかった気がしたけど、忘れた!)
『しなの』で乗り継ぎといえば
乗継割引で名古屋まで乗れるのも
今のうちだけ。
(在来線特急と新幹線を乗り継ぐと特急の料金が半額になる乗継割引は、2024年春に全国で廃止予定)
※塩尻→名古屋(自由席)が1100円で乗れるのは今だけ!来春からは割引廃止で2200円!
これもまた
『今しかできない旅』だね〜
浮いたお金は
最後の最後、名古屋でのグルメ代に
使わせていただきました。
名古屋に到着。
せっかくなので
大須まで足を伸ばしました。
※商店街の中にあるお寺『万松寺』
※名古屋のCoCo壱限定の赤みそカレーも
美味しい(今回はスルー)
疲れてきたので
あちこち回ることはせず
商店街のはずれにある銭湯で
ゆっくりしてから
あんかけスパを食べることにしました。
今回訪れたのは
昭和47年創業の『ユウゼン』
パスタデココやヨコイなど
全国的に知名度の高いお店もありますが
今回は、あえて
あんまり聞いたことないお店にチャレンジしてみました。(もちろん名古屋では有名だろうけど、大阪では聞いたことない)
選んだのは
安定の、ミラカン!!
喫茶店の町らしい具材がたっぷり。
あんかけソースには、コショーがたっぷり効いてて最高の味でございます。
なんせ
朝から
鬼ラーやら馬肉そばやら駅弁やら食べて
それでもまだお腹に入るんだもの!
何よりの、美味しい証拠です。
こうして
たくさんの思い出を胸に
大量のカロリーを腹に
蓄えつつ
一筆書きの旅は
新大阪行きの新幹線で
フィナーレを迎えたのでした。
お疲れ様でした・・・
過去の一筆書き切符の旅
2019年
東京の友人の結婚式に行くついでに
紀伊半島(新宮)や水戸などいろいろ回りました
>>>増税前に!JR一筆書ききっぷ2000キロ!ラーメンまみれの旅