旅とお金

ぷらっとこだまは得なのか?時給に直して計算してみる

東京~大阪を約4時間(正確には3時間50分くらい)で結ぶ

東海道新幹線では地味なヤツ
その名は『こだま』

『のぞみ』や『ひかり』で乗り換え無しで移動できる区間で『こだま』を使うことはめったにないでしょうが

『ぷらっとこだま』という商品を利用すると、安く『こだま』で移動することができます。

ぷらっとこだまとは?

各駅停車の『こだま』の指定席に乗車することで新幹線代が安くなる、JR東海ツアーズが販売している旅行プラン。

・指定された駅以外では下りれない
・キャンセル料が高い

など、普通のきっぷとはだいぶルールが異なる(きっぷではなく旅行プランなので当たり前だが)

 

ここでは、ぷらっとこだまの詳しい説明はしません。

ぷらっとこだまは
わざわざ所要時間の遅いこだまに乗るだけの金銭的なメリットがあるのか?

これを

『こだまで移動することを仕事と考える』
と、時給いくらの仕事に相当するのか?

という視点で考えてみたいと思います。

『のぞみ』に定価で乗る場合と比較して
検証してみましょう。

※グリーン車プランは、定価と比較すると圧倒的に得なのはわかりきっているので、普通車で検証します

のぞみvsぷらっとこだま

東海道新幹線ここでは
東京〜新大阪間を移動するとします。

比較対象は
『のぞみ』の定価14720円
(指定席・通常期)

 

のぞみは約2時間半の乗車で
14720円

ぷらっとこだまは約4時間で
11100円(通常期)

 

言い換えると
1時間半の追加乗車で
3620円浮くのだから

1時間あたり浮く金額は
3620÷1.5=2413円

つまり、ぷらっとこだまを使うのは
『時給2413円(手取り)がもらえる仕事を1時間半する』
のに等しいことになります。

 

これで話はオシマイ。

・・・と
事はそれほど単純ではなく。

本当は、いくらお金が浮く?

実際にお金を稼ぐときに
切っても切れないのが『税金』

時給2413円の仕事をしても
1時間でまるまる2413円もらえるわけじゃありません(学生が短期バイトしかしない場合などを除く)

お金を稼ぐと、その一部が税金として持っていかれます。
『所得税』というやつですね。

一般的に、所得税と言うと

・国に支払う『所得税』
・県や市町村に払う『住民税』

を合わせたものを指します。

住民税は所得に関係なく10%
所得税率は所得が上がるほど増えます
(累進課税)

 

じゃあ
実際は時給いくらの仕事をすれば、1時間で2413円ゲットできるのか?

会社員(バイトなど含む)として給料を貰うと仮定して
税金の計算をザックリしてみます。

 

ここでは、税金の計算のもとになる所得は
『額面の収入から給与所得控除を引いたもの』
と、ザックリした計算のみしてます。

・社会保険料
・基礎控除など色々な控除
・復興税

など、細かいことは考慮しません。
実際の計算結果とは異なるので、あくまでエンタメとして考えてください。

 

年収約300万円以下の場合

どんなに所得が少なくても所得税は15%(所得税5%+住民税10%)とられます(所得が非常に少ない場合を除く)

おおむね、額面の年収(いろいろ引かれる前の年収)が300万円以下の人が15%の税率に該当します。

時給の15%が税金で取られると
1時間で手取り2413円稼ぐには、額面で時給がいくら必要なのでしょうか?

2413円÷0.85=2838円

つまり
あなたの普段の仕事の時給が2838円以下なら、ぷらっとこだまに乗る価値はあるということになります。

年収300万以下の人でこの時給の人はほとんどいないでしょう(少ない時間でガッツリ稼ぐ人はいるかも)

年収約460万円以下の場合

次は20%(所得税10%+住民税10%)
おおむね、年収が460万円以下

2413円÷0.8= 3016円

時給3016円ということは
1日8時間、月22日働いたとすると
月給にして53万816円!!!

ボーナスを含めても年収460万円以下の人はこんなにもらえるはずないので、絶対ぷらっとこだまに乗った方が得ですね(あくまでも数字上の話)

年収約890万円以下の場合

次は30%(所得税20%+住民税10%)
おおむね、年収が890万円以下

2413円÷0.7=3447円

手取りで2413円稼ぐのに
3447円分も働かないといけないとは・・・
あらためて、税金の重さを実感します。

時給3447円ということは
1日8時間、月22日働いたとすると
月給にして60万6672円!!!

こう考えると
実は、ぷらっとこだまって割とコスパのいいプランだったりして・・・?

最高税率の場合

これ以上年収の高い人は
お金より時間を重視するタイプが多いと思うので、いちいち計算しませんが

最高税率55%の場合だと
(おおむね、年収5000万円以上!!)

2413円÷0.45=5362円

まあ、これだけ税率の高い人は
5362円なんて秒速で稼ぐでしょう。

そんなにこだまが好きなら
どうぞ、定価で乗ってくださいという感じ
ですね。

結論:ぷらっとこだまは得?

結論
『浮いた額を労働で取り返すことを考えると、ぷらっとこだまは割とコスパ良し』

もともと、埋まりにくい『こだま』の指定席を埋めるための商品でしょうから
人助け(JR助け)にもなるし
積極的に活用していきたいですね!

 

とはいえ
単純に4時間も新幹線に乗るのがしんどい、キャンセル料が普通のきっぷより高いなど見えにくいコスト(デメリット)もあるので

個人的には、のぞみの早割などを使うのが
一番無難かな~と思います。

(東京〜静岡間など、区間によっては『ぷらこだ』の方がコスパ圧倒的に良い!みたいなのがあると思います)

 

もちろん、飛行機や夜行バスなど
他の乗り物と比べたらまた全然違う話になるので、各自好きなものを選ぶとよいですが

『余分な出費を取り返すために、さらに余分に働くハメになる』

ということは
覚えていてよさそうです。

 

所要時間が伸びることについては
現代はどこにいてもいろんな趣味や仕事ができるので、体がシンドイということ以外は特にデメリットはないと思います。

節約は税金も考慮せよ!

節約をする上で
とても大事な考え方があります。

それは

『節約には税金がかからない!』

1万円を稼ぐと、さきほどのように年収に応じて税金がとられますが
1万円を節約しても税金はとられません。

「今日はスタバ行くのやめた!」
と心の中で考えただけで

国から「フラペチーノ代700円浮いたので、その2割の140円を税金として払ってください」なんて言われるわけないですね。

 

この思考が身に着くと
節約がさらに得したように感じるので、節約がより楽しく続けられるようになります。

もちろん、節約には限界があるので
長期的には年収を上げることを考えなくてはいけないのですが。

でも、節約を頑張って
浪費が多いことによるストレスや負担が減ることによって
結果的に仕事も充実していくと思います。

食事に気を付けて体重が減って体が軽くなったら、ランニングがしやすくなってますます体重が落ちていった・・・みたいなものですかね。

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