あまりの人気ゆえ、途中で販売が終わってしまう事態となった
『第2回大阪発サイコロきっぷ』
出雲市が当たりましたので
島根県へ旅行してきました!!
まずは旅の導入部の話を、サイコロきっぷのルールもちょっと織り交ぜながらします。
サイコロきっぷのちょっとしたルールの話
(注:2023年1.2月開催の第二回大阪発サイコロきっぷのルールについて解説しています。別の回のサイコロきっぷはルールが異なる可能性があります)
※今回のサイコロきっぷ(1人分)
説明書などを含め2人分できっぷが17枚も発行されてびっくりした
前途放棄で島根・玉造温泉の旅
今回のサイコロきっぷは、出雲市まで行くことができますが
前途放棄で玉造温泉へ行くことにしました。
(「前途」とは、今いる場所から先の道。これを放棄する(捨てる)という意味)
前途放棄と似ている言葉に
「途中下車」というのがありますが
違いはこんな感じ。
・途中下車→
目的地(今回は出雲市)までの途中の駅で改札の外に出て観光などをし、また列車に乗り最終的に目的地まで行くこと。
・前途放棄→
目的地の手前の駅で降りて、ニ度と列車に乗らないこと。
(その駅より先に行かないので、目的地までは行かずにきっぷが回収され旅行終了)
出雲市のサイコロきっぷは
米子駅のみ途中下車ができます。
なので
米子で観光などをした後に、再度このきっぷで出雲市まで行くことができます。
いっぽう
前途放棄はどの駅でもできます。
極端な話
神戸・姫路や岡山なんかで旅行を終了してもかまいません
(もちろん、きっぷは回収され出雲には行けませんが)
※米子で途中下車した後に、玉造温泉で前途放棄するなども可
※途中乗車もOK。姫路から乗って出雲市まで行くなど
まあ、つまり
今回は出雲まで行ってません!!
(何回も行ってるもんね~)
指定した列車以外には乗れるのか?
サイコロきっぷの難点の一つは
『新幹線と在来線を乗り継ぐ場合、乗り継ぐ列車のペアが固定される』
ということ。
『みずほ607号で岡山へ行くなら、乗り換え列車はやくも11号のみ』
という感じですね。
やくも13号は選べないという事です。
そのため
乗り換え時間はあんまり余裕がありません。
まっすぐ乗り換えるには十分な時間なんですが
『売店で駅弁をゆっくり選んだりするにはちょっと余裕がない』
という感じ。
駅弁がたくさんある岡山に下りるので
『じっくり選びたいから、あえて、次のやくもの自由席に乗っちゃおうかな?』
と考えたのですが
サイコロきっぷって
指定の列車に乗り遅れるとどうなるんでしょう?
サイトを見てみると
『運輸上の支障がない限り、後続の自由席に乗れる』らしい(混雑したら乗れないって事?)
かと思えば
米子駅の案内には、ハッキリ
『指定以外の列車に乗る場合は特急券買ってください』の文言が。
(乗り遅れを考慮していない書き方ともいえるが・・・)
かと思えば
きっぷに添付の説明書には
『後続の自由席に乗れます』
と書いてある??
(但し書きもない・・・)
なんか曖昧なので
確実に言えることは
『指定された席に座りましょう!』
ちなみに
指定した列車より前の時刻の列車に乗るのはダメ!
(JRのルールの大原則)
なんとか、14分の乗り継ぎ時間で美味しい『桃太郎の祭ずし』を買うことができました。
※貴重な国鉄型特急『やくも』
大人な玉造温泉旅(おまけは米子駅)
玉造温泉ってどんなところ?
一言でいえば
『コンビニ無いよ』
これで
色々お察しいただけるだろうか。
(酒屋のお姉さんが、コンビニできたらうち潰れますよ~と言ってた)
通常は悪口だけども、これは
『正統派な温泉街』
という褒め言葉なのでお間違え無く。
個人的には
『有馬温泉の次に好きで、城崎・白浜あたりといい勝負』
とかなり高評価です
(あくまでも個人の感想です)
※のどかな玉造温泉の風景
※旅館では、前回の温泉旅に続き『温泉むすめ』がお出迎え。
玉造彗(たまつくり けい)ちゃん
玉造温泉のお湯の特徴は
色や匂いはほとんどなく、そんなに熱くない。
それでも保温効果すごく、部屋に戻ってしばらく経ってもポカポカ!
美肌の湯として有名なので
女性にはかなりオススメなんじゃないでしょうか
(僕はオスなのであんまりその辺分かりません!)
夕飯は
『龍頭(りゅうず)』
という、地元の居酒屋さんに。
ご主人に、定番の質問
「どこから来たの?」
をされたので
大阪です、と答えたら
主人「大阪から?
・・・てことは、これかい?」
(アレを投げて転がす仕草)
・・・
バレたか!!
サイコロきっぷのおかげで
関西からのお客さんが増えてるようで。
やっぱり、こういうきっぷって
地方が潤うきっかけになって良いもんだな~と、感じましたねぇ。
昔、スカイマーク(飛行機)が神戸~米子間片道4800円で飛んでて、その頃も関西からよく来てくれたんだ、
とお話してくれました。
※シメの昔ながらのラーメンと、牛すじの油がしみ込んだ汁でいい味出してる厚揚げおでんが最高でした!!
ライトアップも楽しい夜の玉造
激しい流れの川の目の前にある、ワイルドな足湯につかりながら、最後のシメの一杯をいただきました・・・
翌日は、帰る前に
玉造温泉国際ホテルというところで、ランチバイキングをいただきました。
宍道湖が目の前で、テラス席でリッチなランチを堪能できます
(1人1980円)
※バイキング盛りセンスがないので、パッとしない見た目は勘弁。
島根名物だという、赤貝の炊き込みご飯は絶品、飛ぶぞ!
実はこの1980円のバイキング
無料の露天風呂入浴チケットもついてるんよね!
すごくお得!
・・・と思ったら
土曜は16時からしか使えないので
帰りの電車全然間に合いまへんでしたわ。(´;ω;`)
(金曜・土曜の1泊旅でした。日曜は12時から使えるそうです)
帰りは、米子で途中下車し
駅前のイオンで買い物したり
駅で撮影などをしました。
良い味出してる米子駅は
もうすぐ、味気ない高架駅になるようです・・・
いや、地元の人が便利になれば
それでいいんだけどね・・・
(含み)
これが
令和5年(2023年)の光景かよ・・・
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