きっぷのルール

「西日本どこまで4DAYS」18きっぷや株主優待と比べてどう?

連続する4日間、JR西日本全線が乗り放題のきっぷ
「西日本どこまで4DAYS」
が発売されます!

 

・発売期間
2023年2月20日(月)~ 2023年3月17日(金)まで

※利用開始日の1か月前から前日まで発売(発売期間内に限る)

・利用期間
2023年2月21日(火)~ 2023年3月21日(火・祝)までの連続する4日間

※2023年3月18日(土)利用開始分まで発売

(以下「4DAYS」と呼びます)

 

このブログでは

・「4DAYS」の基本ルール
・どんな人におすすめ?
・青春18きっぷや株主優待券と比較するとどーなの?

などについて解説していきます!

 

『4DAYS』の基本ルール

きっぷの値段は9800円。
4日間連続で使用できます。

 

乗れる路線は

・JR西日本の全線
(ただし、新幹線は乗れない!)
・智頭急行全線(上郡~智頭)
(「スーパーはくと」が走る路線)
・宮島フェリー

※IRいしかわ鉄道の金沢〜津幡間は、通過利用する場合に限り乗車可能。
(津幡より先の高岡、富山方面は乗れない)

 

特急券を別に買えば、在来線特急に乗ることができます。
(「サンダーバード」「やくも」「スーパーはくと」など)

特急に乗りたい区間の分だけ、追加で買えばOK!

 

くろしお※紀伊半島を走る特急「くろしお」。もちろん特急券を買い足せば乗れます!

 

特急料金がいくらなのか?は
乗換案内で検索すればすぐわかります。

※ヤフー乗換案内のイメージ図。
「指定席〇〇円」「自由席〇〇円」と書いてあるのが、その区間の特急料金。

<元が取れるか?の計算法>

上の乗換案内イメージ図の、一番右に書いてある数字が「乗車券の定価(片道)」です。

仮に、どこかへ往復して旅をする予定なら
乗車券の定価が片道4900円を超えるなら、4DAYSで元が取れるということになります。

※主な4900円超の区間
・大阪市内~米子
(5830円、智頭急行経由)
・神戸市内~新宮
(5500円、「くろしお」のルート)

 

紙の特急券よりも安い、チケットレスサービスも充実してきていますので
そちらの特急料金も公式サイトでチェックしておきましょう!

『4DAYS』どんな人におすすめ?

新幹線に乗れないことを踏まえると
「4DAYS」が特におすすめなのは

 

・「スーパーはくと」「スーパーおき」「やくも」などを利用し、主に山陰の方へ旅行したい人
(在来線特急が多いので)

北陸(主に福井や金沢)へ旅行したい人
(富山へは、JRは新幹線しか通ってないので微妙)

和歌山(紀伊半島)へ旅行したい人
(「くろしお」に乗れるのは便利!)

・2月中に安くJR旅行したい人
(特急に乗らなければ、かなり安く移動できる。3月1日からは青春18きっぷ利用開始なので、要比較検討)

 

青春18きっぷとシーズンが一部被るので
普通列車しか乗らない!という人には少し魅力が弱いかもしれません。

在来線特急に乗る人にとっては
最高のきっぷと言っていいでしょう!

 

『4DAYS』vs『青春18きっぷ』

3月1日〜21日の間は
青春18きっぷの使用シーズンと重なります。

青春18きっぷは
5回分が1セット12050円で売られています。
(バラ売りは無し、1回分が2410円

どこまでパスは、4日分が9800円なので
1日あたり2450円。

単純に1日分のきっぷ代を見れば
18きっぷの方が安いです。

 

また、18きっぷは

『シーズン期間中の好きな5日間を選べる(日にちが連続してなくても良い。飛び飛びでも良い)』

『5人グループで日帰りなら5回分消費できる等、参加人数が多ければ5回分もすぐ消費できる』

といった
柔軟性のあるルールに対し

どこまでパスは
1人で、4日連続で使わないといけません。

 

さらに

18きっぷの5回分はさすがに多い!
と思っても

回数が余れば
金券ショップやネットフリマなどで、割と良い値段で売ることができます。

関連記事
>>>青春18きっぷは2枚以上買って分けて使えばお得で安い!?

 

18きっぷ最大の弱点は
『在来線特急に乗るときには使えない』
これくらいです。

つまり
今回の4DAYSとの比較でいえば

在来線特急に乗るつもりがないのなら、圧倒的に18きっぷの方がいいです。

青春18きっぷのルールをおさらいしたい方はこちらへ
>>>初めての青春18きっぷ!1人でも2人以上でも大丈夫!使い方買い方

 

『4DAYS』vs『株主優待券』

JR西 株主優待券JR西日本区間の乗車券運賃・特急券が半額(50%引き)になる、株主優待券。

 

株主優待券の特徴として
4DAYSと違う点は

 

・智頭急行は割引が効かない
(ただし、前後のJR西日本区間のきっぷ代は割引が効く)

・新幹線に乗る場合でも、割引が効く

・特急券はもちろん、グリーン券も半額!

・片道につき優待券1枚が必要。
往復なら2枚用意する必要がある
(金券ショップ等で仕入れるなら、1枚4500円前後する)

いかに優待券の値段を下げられるか
(=いかに金券ショップやヤフオク・メルカリ等で安く買えるか)
が大きなポイントになります。

 

これらを踏まえると
優待券の方が良いかどうか?は

 

・新幹線をガンガン使いたいなら、基本的に株主優待一択

・主に在来線特急を使う場合
『優待割引後の値段+優待券の値段』と『4DAYS+特急券の値段』と比較した上で決定する

(注:あなたが株主で、JRから直接優待券をもらったのなら、優待券の値段は0と考えます)

・いわゆる『一筆書ききっぷ』で旅行する場合は、片道きっぷ1枚だけで旅行できることもある(優待券が1枚で済む)ので、圧倒的に優待券利用が有利な場合がある
(関連記事>>>JR西日本株主優待券1枚だけで往復できる!一筆書ききっぷの旅

 

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