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つみたてNISAを20年は現実的な投資法なのか?

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今日は
何かと話題?な
NISA(つみたてNISA)のお話です。

 

このブログでは
NISAで買った投資信託から出た配当金(分配金)で

小旅行を楽しんだり、美味しいものを食べたりする事が多くなってます。

 

先日も
楽天ポイントだけで買った投資信託の分配金で、美味しいランチをいただいてきました。

 

ここで投資に詳しい方なら
ピンとくるかもしれません。

(こいつ、つみたてNISAじゃなく一般NISAやってるな?!)

と。

 

そう。
私はつみたてNISAをしてません。
続ける自信がまったくないから。

 

今回は、よくSNSで見かける
『つみたてNISAを20年間続ければ老後困らない』
説に、メスを入れてみたいと思います。

老後困らなくなるかどうかは
正直、わからん。
(どれくらい儲かるか分からない)

 

それ以前に

・・・

これ
20年も続けられるの?!

 

NISAの概要

まずは
NISAとは何なのか?
軽くおさらいしてみましょう。

 

NISAとは?
毎年株や投資信託を買う金額の枠が割り当てられ、その範囲内で買った株や投資信託で得た利益には税金がかからない仕組み。

※ニーサという名前の株や投資信託がある訳では無い

 

NISAには主に
『一般NISA』
『つみたてNISA』
2つがあり

どちらか一方を選んで
投資することになります。

 

一般NISAとつみたてNISAの主な違い
(注:24年にリニューアル予定)

一般NISA
・毎年120万円まで買える枠有り
・最長5年購入可能
計600万円
・株や分配金の出る投資信託など、幅広い投資商品を買える

つみたてNISA
・毎年40万円まで買える枠有り
・最長20年間積立可能
計800万円
・買える投資商品がかなり限られている。
株は買えず、ほぼ分配金の出ない投資信託しか買えない

 

 

私が
つみたてNISAを選ばなかった理由は

「ご褒美もないのに20年積み立て続けるって、相当ハードル高くない?」

と感じていたからです。

ここでいうご褒美とはズバリ
『キャッシュバック』です。

 

つみたてNISAには
分配金や配当金がないので

投資商品を売る
(=積み立てたお金を取り崩す)
事をしない限り、一円も手元にお金が入ってきません。

 

いっぽう配当金や分配金は
手元に一部でもお金が戻ってくるので

そのお金で株などを買い足しても良いし
美味しいものを家族で食べるお金に充てても
何でも自由に使えます。

 

株を持ってるともらえるのが
「配当金」
投資信託を持ってるともらえるのが「分配金」ですが
ここでは細かい違いを考慮せず同じようなものと考えます。
以下まとめて
より一般的な用語である
「配当金」で統一します

 

つみたてNISA20年、続けられる?

最適の資産運用ではあるつみたてNISA

年間40万円分非課税枠があるので
つみたてNISAをフル活用するなら
毎月約3万3000円を積立に回すことになります。
(2022年時点の制度)

もちろん
3万3000円頑張る必要はなく
月1万円でも5千円でも
自分の無理のない範囲で積立する事が可能です。

 

売却して得た利益に税金がかからないし
手数料が極めて少ない投資信託(インデックスファンドなど)を買う事ができるので

長期で見た場合
かなり効率よく資産を増やせる方法とされています。

 

ご褒美が無いつみたてNISA

NISA=配当金が無い
ということは

つみたてNISAを
20年間まったく売らずに積み立て続けるということは

20年間
まったくご褒美無しで投資をし続けるということ。

 

15年間で600万円積み立てて
15年目に1000万円になっていた
(+400万円)としても

それは売った後にもらえる利益
(含み益)の話であって

手元には1円も入らぬまま、残り5年間
粛々と積み立てを続けないといけないわけです。

一度つみたてNISAで買った投資信託を売ってしまうと
その分の予算枠が消えて無くなってしまうため、新たに買い直す事ができません
(NISAの枠外でいくらでも買えるが、それで得た利益には税金かかる)

 

しかも!!

残り5年の間に大暴落が来るかもしれないという恐怖に耐え続けないといけません。
(+400万円の利益が吹っ飛ぶかもしれないという恐怖)

 

あなたは
これに、耐えられますか?!

わたしは、耐えられまへん。
と判断しました。

(無理に20年続ける必要もないが、最も得をする売り時は誰にもわからない)

 

配当金有りなら投資を続けられる理由

いっぽう
配当金があるということは

「株や投資信託を持ち続けているだけで、年に何回かキャッシュバックがある(お金が一部返ってくる)」

ということです。

もちろん
売却しているわけではないので

保有している株数や投資信託の口数が減ることはありません!

 

このお金を

株や投資信託の買い増しに使ったり
旅行や美味しい食事に使ったり
キャリアアップに使ったり

・・・と
自由に使うことができます。

 

株数や投資信託の口数が増えるほど
配当金の額も増えますし

通常
株価や1口あたりの価格が上がれば
配当金も増えていきます。

ということは

株価が高い時にはその恩恵を受ける事ができるので
いざ売却!というタイミングで暴落しても
トータルでの傷はそれほど深くならない可能性もあるのです。

運用効率は下がるかも・・・

良いことしかないように聞こえますが

本来、投資に回すべきお金を
配当という形で
保有者に一部返すことになるため

長い目で見た場合
配当がない商品に比べ、増える率は下がる傾向にあると言われています。
(それ以前に手数料が高い商品も多い)

 

そのため
『配当の多い商品は、資産を増やすのにベストとは言えない』
とされています。

受け取った配当金をそのまま現金で貯めておき、暴落がきたら購入に使う・・・などをすれば効率よい運用も可能です。

 

長く続ける仕組み作りが大切

しかし!!

投資にあたって
一番大切なことは

『どうやって長く続ける仕組みを作るか』

これ、ただ1つなんじゃないでしょうか?!

 

つみたてNISAを選んだとしても
1年ちょっとで辞めてしまったら、利益が出たとしても大したことないでしょう。

 

『ご褒美を用意する』
というのは
長〜く続けるための、極めて有効な仕組みなんじゃないでしょうか??

 

「ご褒美なんかいらん!とにかく効率良く増やしたい!」

 

という人は
つみたてNISAでも良いでしょう。

でも、あくまでも
生活に支障が出ない範囲の金額で
毎月積み立てていきましょうね。

無理したら、続かないよ!

 

一般NISAは
5年間しか購入できないので

(一応10年間保有を延長できる制度あるし、今後恒久化されるという話もあるので将来はまだよく分からない)

そもそも
20年間投資するという前提から外れてしまっています。

 

でも、まあ
5年続けられたら、20年続けられる確率もグンと上がるでしょう!!

 

それに、不思議な話ですが

ある程度
ご褒美の額がまとまってくると

ご褒美のないもの
(無配当でも将来増える割合が高そうなもの)にも、多少投資するようになるもんです。

余裕が出てくるんでしょうね。

 

株価が暴落しても
ただちに配当が0になるということはあまりないので

みんなが暴落で絶望してるさなかでも
配当を受け取って精神状態を健全に維持できる効果もあります。
(個人的にはこれが一番デカイと思う)

 

もちろん

『つみたてNISA&配当金の出る商品をNISA外で買う』
『一般NISA&配当の出ない投信をイデコで買う』

・・・などなどの
組み合わせもアリです。

 

やり方は人それぞれ自由です。
自分に合った、長続きできる資産運用を見つけましょう!

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