もう過去の話になってしまいましたが
かつて、金券ショップでは
回数券を複数組み合わせることで安くJR線に乗れる
いわゆる『つなぎ切符』
が売られていました。
<つなぎ切符とは?>
JRに乗る際に、通しのきっぷではなく、2枚以上のきっぷに分割することで安くなるテクニック。
例:大阪駅から滋賀の大津駅へ行く場合、通常のきっぷ代は990円。
これを
・大阪→京都 570円
・京都→大津 200円
の2枚のきっぷで移動すれば
計770円で行くことができる。
なんで安くなるの?その理屈を詳しく知りたい方はこの記事をどうぞ
>>>JR分割乗車券とは?なぜ安くなる?買い方や使い方
JRが回数券をバンバン廃止しているので
もう金券ショップで、つなぎ切符を見ることはほとんどなくなりました。
しかし、きっぷのルール自体はほとんど変わっていないので
つなぎ切符と同等の効果を得ることは今でも可能です。
では、どうやれば良いのでしょうか??
つなぎ切符を手に入れる2つの方法
1.事前にきっぷを手配
回数券を金券ショップで買えないのなら
事前に自分で、普通のきっぷを手配しましょう。
ただ
JRのきっぷは、その駅を出発するきっぷしか買えないのが原則なので、通常の方法ではつなぎ切符は買えません。
大阪駅だと
大阪から京都のきっぷは買えますが、京都から大津は買えません(大阪が関係ないので)
その駅を出発するきっぷ以外のきっぷを買う方法は、以下の通り。
1.JRの駅の券売機で買う
(東日本は普通に買える。西日本は条件つき。他は未確認だが多分買えない)
2.みどりの窓口で、特急・新幹線の指定席の特急券と同時に買う。
(ただし、乗車券と特急券の整合性がとれていないと多分ダメ)
3.JTBなどの旅行会社で買う
(ただし、JR券を取り扱っている支店に限る)
※JR東日本の、ラベンダー色の券売機。これで買える
※旅行会社なら、旅行券できっぷが買える(買えるタイプの旅行券かどうか、券面をチェック!)
金券ショップで旅行券を安く買えたら、その分きっぷも安く買えます
2.列車の待ち時間にピッ!
駅でICカードをタッチするのも、つなぎ切符と同じ効果を得られます。
事前に紙のきっぷを用意できない場合は、これが一番手っ取り早いでしょう。
大阪から大津へ行く際に
途中の京都駅で降りて、改札にタッチ(570円引かれる)
そのまま再度入場し
大津駅でタッチすれば、200円が引かれて無事つなぎ切符と同じ扱いに。
もちろん、デメリットは
『いちいち改札を通るので、時間がかかる』
ということ。
3枚分の分割となれば
2つの駅でこの作業をしないといけないので
結構辛いですね。
乗換の待ち時間があれば、時間つぶしもかねてちょうどいいんですが。
大阪~大津の場合
220円浮くので
仮にこの作業で、所要時間が10分増えるなら
時給1320円の仕事を10分間するのと同じことになるので
(しかも税金は引かれない!)
プチバイトをしていると割り切って、脳〇状態で淡々と作業するのがよろしいかと思います・・・。
JR東日本だと
ICカードの方が数円安い場合が多いので
紙のきっぷを複数枚買うより安くなるケースがありますね
(10円やそこらの話なので、事前に紙のきっぷ手配した方が楽だけど・・・)
実際に、大阪から西舞鶴(京都府の日本海に面した町)までICカードをピッピしながら旅をしてきました。(安くなったよ!)
>>>楽天ポイントで不労所得旅~京都で海開き編~
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