きっぷのルール

ノスタルジア感満載!JR手書ききっぷ(乗車券)買い方入手方法

こんにちは。
鉄道旅行で日本のあちこちに立ち寄るのが大好き
「てりん」と申します。

 

JRで遠くへおでかけする時のきっぷといえば
このような、機械で印字されたものが多いですよね。

 

※新幹線などに乗るときのきっぷ。

 

「でも、一度でいいから手書きのきっぷで旅してみたいわぁ・・・」

 

そんな、ノスタルジックな雰囲気の鉄道の旅にあこがれる人も意外と多いのではないでしょうか。
インスタ映えしそうだし?

 

今日は、そんな「手書きのきっぷ」の手に入れ方のお話です。

どうやったら手書きのきっぷを買えるの?

機械でカンタンにきっぷが発行できる時代。

いまどき、手書きできっぷを売る駅なんてほとんどありません。

 

まれに、手書きのきっぷ(補充券という)を取り扱う駅がありますが
まず、そこまで行くのが大変・・・。

 

しかし、唯一
「いつでも」「全国のみどりの窓口(またはJRきっぷを扱う旅行会社)で」
手書きのきっぷを発行できる方法があります。それは

 

16をこえる(17以上)の路線を経由する乗車券を発行する場合。

 

通常、機械で発行される乗車券は
「出発する駅から最終目的地の駅までのルート上の経由路線が16までのもの」
になります。

17以上の路線を通る乗車券はエラーが出てしまい、手書きでの発行となるわけです。(この場合の手書きの乗車券も補充券と呼びます)

 

東京駅から大阪駅まで行く乗車券を買う場合を例にとってみましょう。

 

普通、東京駅から大阪駅までは
「東海道新幹線と東海道線(新大阪駅で乗り換え)」
この2本の路線を経由します。

乗車券代は片道8750円で、往復で17500円です。(2018年現在)

2本しか路線を経由しないので、当然機械で発券ができます。

 

これを

高井田中央(東大阪市)を出発し、紀伊半島を一周。
その後加古川方面へ向かい、おいしい播州ラーメンを堪能。
寝台特急「サンライズ」で一気に東京へ。
その後北上し、水戸付近でスタミナラーメンを食す。
高崎・長野を経由し、岐阜へ向かう。

という、長距離の乗車券にしてみるとこんな感じになります。

 

※高井田中央発岐阜行き乗車券のルート図。
いわゆる「一筆書ききっぷ」だ

 

高井田中央→(おおさか東線)→久宝寺(関西本線)→亀山→(紀勢本線)→天王寺→(大阪環状線)→大阪→(東海道本線)→尼崎→(福知山線)→谷川→(加古川線)→加古川→(山陽本線)→西明石→(山陽新幹線)→新大阪→(東海道新幹線)→東京→(東北本線)→日暮里→(常磐線)→友部→(水戸線)→小山→(両毛線)→新前橋→(上越線)→高崎→(北陸新幹線)→長野→(信越本線)→篠ノ井(篠ノ井線)→塩尻→(中央西線)→多治見→(太多線)→美濃太田→(高山本線)→岐阜

片道乗車券:19660円

 

 

 

経由する路線(かっこ内の路線)の数が21(つまり17以上)あるのがおわかりいただけるであろうか。

 

「なんで東京から日暮里が東北本線で、日暮里からが常磐線なの?」
普段利用するイメージとは違うことも多いです。

このへんは、調べて慣れていくしかありません。

 

話を元に戻しましょう。

こういうきっぷを買うと
機械での発券ができないため、手書きできっぷを作ることになるわけです。

 

「いったいこれはどんなきっぷなの?」と首をかしげる人も多いでしょうが
これは単なる普通の「片道乗車券」です。(俗にいう「一筆書ききっぷ」です)

 

3連休や大型連休など、いろいろ寄り道して鉄道旅行ができそうな連休に
17以上の路線を経由する手書きの乗車券を作ってみるのはいかがでしょうか?

 

「経由路線の数を数えるなんてめんどくさい!ネットで計算できないの?」
そんな人は、このサイトを使ってみましょうね。

「乗車券の分割プログラム」さま
(いつもお世話になっております。セキュリティの関係上、リンクを貼っていません。ググってね)

こんな理由でも手書きのきっぷになる?!

別に手書きのきっぷを買おうとしていなかったのに

手書きのきっぷになってしまった(なるところだった)ケースがありました。

開業前の路線経由の乗車券でエラー発生!

2015年3月14日。

この日開業する北陸新幹線に乗ろうと
開業前日から使用開始の乗車券を、みどりの窓口で注文しました。

てっきり機械で発行できると思いきや・・・。

 

JR手書き乗車券※かなりレアな発行パターンだった手書ききっぷの例。
2015年3月14日に開業した北陸新幹線を経由する、3月13日から有効な乗車券。

 

滋賀県の大津駅から和歌山駅まで
大津→(東海道)→富士→(身延線)→甲府→(中央東線)→新宿→(山手線)→田端→(東北本線)→大宮→(高崎線)→高崎→(北陸新幹線)→金沢→(北陸線)→近江塩津→(湖西線)→山科→(東海道)→大阪→(大阪環状線)→天王寺→(阪和線)→和歌山
こんな感じで進むルートの片道乗車券(15340円)です。

経由する路線の数は17には届いていないため、一見機械で発行できそうな乗車券に思えます。

 

ところが
3月13日から8日間有効な乗車券であるため、3月14日以降も使えるので矛盾はしないのですが

きっぷの使用開始日が新幹線開業前だったために発券機がエラーを起こし
(「なんで北陸新幹線が開業していない日に北陸新幹線経由のきっぷを買うの?!」となったのでしょうね)

やむなく手書きの乗車券での発行となりました(発行に30分くらいかかった。人の目で運賃が正しく計算されているのを確認するため)

 

今後も新しい路線ができると
手書きの乗車券を買うことになる場合があるかもしれませんね。

 

グリーン券と特急券の区間を分ける?

最後は、おすすめはしないし
僕自身も、あまりに駅員さんに迷惑がかかり気の毒だと思い、途中でためらってやめた方法です。

 

現在でもこういう方法が可能なのか、あるいは可能だとして手書きで発券されるのかどうかはまったく分からないのですが

「特急券とグリーン券を別々の区間にして発券してもらう場合」
というのがありました。

 

これは10年以上前
上野と金沢を結んでいた夜行急行「能登」の急行券を買おうとしたときのお話です。

 

このとき、上野から金沢までグリーン車に乗って移動しようと思ったのですが
この場合の料金は

・上野~金沢の急行料金 1260円
・上野~金沢のグリーン料金 5150円(401キロ以上600キロまでの区間)

6410円

でした。(値段は当時のもの)

 

これを

上野から大宮までは自由席
大宮から魚津まではグリーン車で過ごし
魚津から金沢まではまた自由席に移動することにして

 

・上野~金沢の急行料金 1260円
・大宮~魚津のグリーン料金 4000円(201キロ以上400キロまでの区間)

5260円

にしようと思ったのです。(実にセコい)

 

結果的には
「可能ではあるようですが、手書きになるためきっぷの発行に数日かかりますがどうしましょうか?」
との回答。

 

あちこち調べてすっかり疲れきった窓口の係員さん(かわいい女子)の姿を見て

「俺はなんてみみっちぃ人間なんだ・・・」

と我に返り、普通に6410円のグリーン急行券を買ったのでした。

 

おわり。

最後は単なる「黒歴史発表会」になってしまったなぁ。

この方法できっぷを買ったことがある方がいらっしゃれば
ぜひ教えて欲しいものです・・・。

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